国内からでも対象になる、WordPressの「国外アクセス制限」

日本にいるのに、WordPressの管理画面で「一部のご利用環境からWordPress管理画面へのアクセスが制限されています」と表示されることがあります。エックスサーバーでは、「国外アクセス制限」という名前でも、接続する人の所在地だけで対象が決まるわけではありません。
公式マニュアルでは、ダッシュボードの制限対象として「国外IPアドレス」に加え、「海外の主要クラウドサービスが所有する日本国内IPアドレス」も挙げられています。国内から作業していても、使う回線や経由するサービスによって制限に当たる場合があります。
この表示が出たときは、パスワードの間違いと決めつけて入力を繰り返す前に、画面のエラー文を確認しましょう。別の作業環境では開けるのか、外部サービスを経由しているのかを整理すると、サーバー管理者へ状況を伝えやすくなります。
エックスサーバーには、国外アクセス制限を有効にしたまま、指定したIPアドレスからの接続を許可する「ホワイトリスト」もあります。新サーバーパネルの「WordPressセキュリティ設定」で対象ドメインを確認し、国外アクセス制限の該当項目にある「ホワイトリスト」のペンアイコンから登録します。
登録するのは、作業に使う接続元のIPアドレスです。許可範囲をむやみに広げず、必要な接続元に絞って検討しましょう。回線が変わると接続元IPも変わることがあるため、誰の・どの環境を許可したか、管理メモに残しておくと見直しに役立ちます。
なお、別項目の「IPアドレス制限」が有効な場合は、そちらが優先されます。国外アクセス制限だけで解決しない場合も、設定をまとめて無効にする前に、現在有効な制限と表示内容を照合してみてください。
参考:エックスサーバー「WordPressセキュリティ設定」、「WordPress管理画面へのアクセスが拒否されました」と表示された場合(2026年11月6日確認)

