迷惑メールの自動削除を選ぶ前に、「検知時の処理」を確認

迷惑メール対策を有効にしたのに、受信箱に迷惑メールが届く。そんなときは、フィルタが働いていないと決めつけず、「検知した後にどうするか」を確認してみましょう。エックスサーバーでは、迷惑メールの判定と、その後の処理を分けて設定できます。
公式マニュアルでは「受信箱へ配信する」が標準設定です。この場合、迷惑メールと判定されても通常の受信箱に届きます。検知時には件名の先頭に[SPAM]が付くため、この目印があれば、判定自体は行われていると分かります。
受信箱を整理したい場合は「迷惑メールフォルダへ移動する」を選ぶ方法があります。新サーバーパネルの「迷惑メールフィルタ設定」を開き、対象ドメインの「編集」から「検知時の処理」を確認します。移動したメールはWEBメールで確認できます。
一方、「削除する」を選ぶとメールはサーバーから削除され、後から内容を確認できません。「ゴミ箱フォルダへ移動する」も、移動したメールは7日後に自動削除されます。どちらも、単に受信箱から見えなくする設定とは違います。
問い合わせを受けるアドレスなどでは、必要なメールまで見落とさないよう、まず確認できるフォルダに残し、判定結果を見ながら運用を決めると安心です。クライアントに設定を引き継ぐ際も、WEBメールでの確認場所と、誰が確認するかを一緒に伝えておくと迷いにくくなります。
なお、サーバー側の迷惑メールフィルタは、フォームへの投稿そのものを止める設定ではありません。受信箱の整理とフォーム側の対策は、目的を分けて考えましょう。
参考:エックスサーバー「迷惑メールフィルタ設定」(2026年11月5日確認)
