AIの解説、読んだだけで終わってない?「答えはまだ出さず1問ずつ」で復習

AIロボットが1枚の質問カードを示し、制作者がノートを前に答えを考えるイラスト

AIの解説を読んで「なるほど」と思ったのに、いざ自分で書こうとすると手が止まる。そんなときは、AIに説明の続きを頼む前に、「答えはまだ出さず、1問ずつ質問して」と伝えてみませんか。

解説役から、復習の相手になってもらう

「確認問題を作って」だけだと、問題と解答がまとめて表示されることがあります。答えが目に入ると、自分で思い出す前に読み終えてしまいますよね。そこで、出題と答え合わせのタイミングも指定します。

答えや解説はまだ出さず、確認問題を1問だけ出して、
私の回答を待ってください。

先ほどの説明を理解できたか確かめたいときは、この一文を続けて送るところから始められます。

Web制作の復習なら、こんな頼み方

次は、CSSを学び直す場面を想定した、この記事独自のプロンプト例です。テーマと問題数を変えれば、別の内容にも使えます。

CSSのFlexboxを復習したいです。
display: flex は使ったことがありますが、
justify-content と align-items を混同しがちです。

この2つの使い分けを、短い記述式の問題で確認してください。
・全3問。1問ずつ出して、必ず私の回答を待つ
・出題時に答えや解説を添えない
・主軸の向きが判断できるよう、flex-direction を明示する
・私が答えたら、合っている点と直す点を短く説明する
・「ヒント」と返したら、答えを伏せたヒントを1つ出す
・「答えを見せて」と返したら、解答と理由を説明する
・3問終わったら、復習する点を2つ以内にまとめる

まず第1問だけ出してください。

たとえば、ヒントを読んでも説明できなかった箇所は、手元でコードを書いて確かめる候補にできます。「正解したか」だけでなく、「自分の言葉で理由を言えたか」も見ておくと、次に調べたい点がはっきりします。

答え合わせも、AI任せにしない

AIは出題や採点を間違えることもあります。コードの挙動は実際に動かし、説明に疑問があれば公式ドキュメントと照らし合わせましょう。教材がある場合は、入力してよい範囲の資料を渡して「この範囲から出題して」と添える方法もあります。

また、この指定で必ず回答を待つとは限りません。先に解答まで表示されたら、「次は問題だけ出して、そこで止めて」と伝え直してください。学習した内容が身に付いたかを確かめる、ちょっとした練習相手として使うのがよさそうです。

参照:OpenAI「Teaching with AI」(2023年8月31日公開)。質問を1つずつ出して回答を待つ学習支援例を参考に、この記事の復習用プロンプトを作成しています。