AIの説明が難しい?「読み手が知っていること」を添えよう

AIに操作説明や案内文を頼んだら、専門用語が多くて、そのままクライアントへ渡しにくい。そこで「もっとやさしく」と頼むと、今度は知っていることまで長々と説明される。そんなことはありませんか?
こんなときに足したいのが、「読み手が知っていること・知らないこと」です。「初心者向け」だけより、説明をどこから始めてほしいか伝えやすくなります。
「初心者」の範囲を、少しだけ具体的に
例えば「Web初心者」といっても、パソコンの操作から不慣れな人と、WordPressで記事は投稿できるけれどHTMLは触ったことがない人では、必要な説明が違いますよね。
そこで「読み手はWordPressで記事を投稿できます。HTMLやCSSの知識はありません」と一文添えます。役職や年齢だけで決めるより、今回の作業に関係する予備知識を書くのがポイントです。
操作案内なら、こんな頼み方
以下は、手元にある操作メモをクライアント向けの案内に整える例です。角括弧の部分に、確認済みの手順や画面上のボタン名を入れて使ってください。
次の操作メモを、クライアントに渡す案内文に整えてください。
【読み手】
・WordPressにログインし、記事の投稿はできる
・HTMLやCSSの知識はない
・今回は記事内の画像を差し替えたい
【書き方】
・ログイン方法など、すでにできる操作の説明は省く
・専門用語が必要な場合は、初出で短く意味を添える
・画面上のボタン名は、メモの表記をそのまま使う
・操作を順番に並べ、1つの手順に1つの操作を書く
・元のメモにある注意事項や確認手順は省略しない
・メモにない操作や画面名は推測で追加せず、確認事項として別に挙げる
【操作メモ】
[実際の操作手順・ボタン名・注意点をここに貼る]
AIに操作方法そのものを想像させるのではなく、実際に確認した材料を、相手に合う説明へ整えてもらう使い方です。社内マニュアルや、制作後の更新案内にも応用できます。
読みやすさと、内容の正しさは別に確認
表現がやさしくなっても、説明が正しいとは限りません。元の手順と照らして、操作の順番、ボタン名、保存後の確認などが抜けていないかを見直しましょう。
相手の知識が分からないときは、勝手に決めつけず、分かっている範囲だけを書けば十分です。読んだ人が「次に何をすればいいか分かるか」を目安に調整すると、ただ文章を短くするより使いやすい案内に近づきます。
参照:OpenAI「ChatGPT Enterprise Prompting Guide」(2026年11月4日確認)。読み手に応じて言葉遣いや詳しさを指定する考え方を、操作案内向けに応用したこの記事独自のプロンプトです。
