テスト用の入力、毎回考えてない?AIでダミーデータを作ろう

フォームの確認画面や問い合わせ一覧を作っていると、名前、メールアドレス、問い合わせ文を何件も入力することがあります。「テスト」「テスト2」ばかりでは、実際の表示の違いも見えにくいですよね。
そんなときは、AIにテスト専用のダミーデータを作ってもらうと、入力例を考える手間が少し減ります。頼むときは「適当に5件」だけでなく、項目・形式・使ってよい値をセットで指定するのがコツです。
「架空で」と一言添えるだけで終わらせない
本物らしい名前や連絡先を自由に作らせると、偶然、実在する情報と重なる可能性があります。名前は「テスト利用者01」のように固定し、メールアドレスのドメインもこちらで指定すると、テスト用だと見分けやすくなります。
メールアドレスの記述例には、IANAが文書の例示用に管理している example.com を使えます。例えば test01@example.com のような形です。適当に思い付いたドメインを使うのは避けましょう。
フォーム用なら、こんな頼み方
問い合わせフォームの画面表示を確認するため、
テスト専用のダミーデータを5件作ってください。
実在する個人や会社の情報は使わないでください。
項目:名前、メールアドレス、問い合わせ内容
条件:
・名前は「テスト利用者01」から「テスト利用者05」まで
・メールは test01@example.com から test05@example.com まで
・問い合わせ内容は架空のWebサイト制作の相談
・住所、電話番号、実在の会社名やURLは含めない
・短い文、長めの文、句読点の多い文など、文章量に違いを付ける
「名前/メールアドレス/問い合わせ内容」の3列の表で出力してください。
指定した名前とメールアドレスを勝手に変更しないでください。
できたデータは、確認画面の折り返しや一覧の高さなどを見る材料に使えます。必要な項目だけに絞れば、会員一覧や予約一覧の画面用にも応用できます。
表示確認と、メール受信の確認は分ける
example.com のアドレスは、自分が受信を確認できるメールボックスではありません。自動返信の到着まで確かめたい場合は、自分で管理しているテスト用アドレスを使ってください。
まずはローカル環境や検証環境で使い、管理者への通知などが送られる設定にも注意します。また、AIが作ったデータを入れただけで、フォームの検証が完了するわけではありません。必須項目の空欄や文字数の上限などは、フォームの仕様に合わせて別に確認しましょう。
出力された名前・アドレス・件数が指定どおりか、使う前にざっと見直す。このひと手間まで含めて、テスト入力の準備に使いたい小技です。
参照:IANA「Example Domains」、OpenAI「ChatGPT Enterprise Prompting Guide」(2026年11月2日確認)。プロンプトは、条件と出力形式を明確にする考え方を応用したこの記事独自の例です。
