AIに長文を頼む前に!「まず構成案だけ」でひと呼吸

AIロボットと人が構成メモを確認してから原稿へ進むイラスト

AIに記事や提案文を頼んだら、長い文章が一気に出てきた。でも、読み終えてみると「そもそも話の順番を変えたい」。そんなときは、最初の依頼に「本文はまだ書かず、まず構成案だけ出してください」と足してみましょう。

構成を確認してから本文を書く、という2段階に分ける小技です。文章が完成する前に、見出しの順番や足りない話題を確認できます。

最初は「見出しと要点」までで止める

たとえば、クライアント向けのお知らせ文なら、こんな頼み方です。以下は説明用の架空の依頼で、実際の休業案内ではありません。

年末年始の休業案内をWebサイトに掲載します。
読者は既存のお客様です。
休業期間は12月29日〜1月3日、営業再開は1月4日です。
休業中の問い合わせには、営業再開後に順次返信します。

本文はまだ書かず、まず構成案だけ出してください。
見出しは3つ以内とし、各見出しで伝える要点を1行添えてください。
構成案を出したら、私の返答を待ってください。

ポイントは「構成案だけ」に加えて、「返答を待って」まで書くこと。構成案の後に、そのまま本文まで作ってほしくないことを明確にします。

順番を直してから、本文を頼もう

案が出たら、休業期間がすぐ分かるか、問い合わせへの返信時期が抜けていないかを確認します。必要な修正を伝えたうえで、同じ会話で次のように続けます。

冒頭で休業期間を伝え、最後に問い合わせへの返信時期をまとめてください。
この順番で、本文を300字程度にしてください。
丁寧ですが堅すぎない文体で、伝えていないサービスや対応は追加しないでください。

構成の段階なら「この話を先に」「その見出しは不要」と判断しやすくなります。提案書や講座の説明文など、書く前に流れを合わせたい文章にも使えます。

短い文章なら、一度に頼んでもOK

毎回2段階にする必要はありません。数行のお知らせや、構成が決まっている文章なら、一度に本文まで頼むほうが手早いこともあります。「全体の流れを自分で確認したい」ときに使い分けましょう。

この例文は、出してほしい内容と作業の区切りを明示するための提案です。モデルによって返答は変わるため、必ず構成案で止まる保証はありません。本文まで出てきたら、構成だけを先に確認したいと伝え直してください。完成後は日付や対応内容を元情報と照合しましょう。

参照:OpenAI「Prompt engineering」(明確な指示と出力内容の指定に関する公式資料/2026年10月24日確認)