別案も試したい!ChatGPTの会話を途中から分岐する小技

AIと一緒に2つの原稿案を見比べるWeb制作者のイラスト

ChatGPTと相談して、いい感じの文章ができた。でも「もっと短い案も見たい」「違う構成ならどうなる?」と思うこと、ありませんか。そのまま同じチャットで試し続けると、採用したい案と実験中の案が入り交じりがちです。

そんなときは、会話を途中から別のチャットに分ける「分岐」が便利です。元の会話を残したまま、その地点から別の方向を試せます。

メッセージの「…」から別のチャットへ

Web版ChatGPTで、分けたい地点のメッセージにマウスを合わせ、その他の操作「…」を開きます。メニューの「新しいチャットで分岐」(英語表示では「Branch in new chat」)を選ぶと、その地点から別の会話を始められます。

元の会話がよかったところまで戻り、そこを分岐点にするのがコツです。すでに何度も修正した後のメッセージを選ぶより、「別案を試す直前」を選ぶと整理しやすくなります。画面の表記やメニュー位置は更新・利用環境によって異なる場合があります。

お知らせ文の「短い版」を試してみる

例えば、通常版のお知らせ文を作った後、その回答から分岐して、次のように頼みます。以下は入力例です。

ここまでのお知らせ文をもとに、SNS用の短い版を1案作ってください。
日時・対象者・申込方法は変えず、本文は120字以内を目安にしてください。
元の文章にない情報は追加しないでください。

元のチャットには通常版を残し、分岐先では短い版を詰めていく、という使い分けができます。Webページの構成を「サービス中心」と「利用者の悩み中心」で考えたり、説明文を初心者向けに言い換えたりするときにも応用できます。

分岐した後は、名前を付けると迷いにくい

別案が増えたら、「お知らせ・通常版」「お知らせ・SNS版」のように、チャット名を用途で分けておくと探しやすくなります。採用する原稿は、最後に自分の原稿ファイルへまとめましょう。

分岐は、途中までのやり取りをもとに別案を試す機能です。前提を引き継がずに相談し直したい場合には、通常の新しいチャットと使い分けてください。また、分岐しても回答の正しさが保証されるわけではありません。短くした結果、日付や条件が抜けていないかは、元の文章と照らし合わせましょう。

参照:OpenAI「ChatGPT release notes」の2025年9月4日「Branch conversations on web」(2026年10月15日確認)。操作案内はWeb版を対象としています。