AIに「どう思う?」だけ聞いてない?問題点と修正案を頼む一文

AIと一緒に文章の問題点と修正案を確認するイラスト

AIに文章や提案を見てもらうとき、「どう思う?」だけで終わっていませんか。感想は返ってきても、どこを直せばいいか分からないことがあります。提出前の見直しなら、問題点と修正案をセットで頼むと、次の作業につなげやすくなります。

最後に、この一文を足してみる

良い点の紹介よりも、改善が必要な箇所を優先し、「該当箇所・問題の理由・具体的な修正案」の順で、重要なものを最大3件挙げてください。

ポイントは、「もっと厳しく」ではなく、どの箇所に、なぜ問題があり、どう直せるのかまで指定すること。最大3件に絞るのは、細かな指摘に埋もれず、優先して直すところを見つけるためです。

問題がないのに無理に指摘を作ってほしくない場合は、「問題が見当たらなければ、無理に作らず『該当なし』としてください」も添えてみましょう。

お知らせ文のチェックなら、こんな頼み方

チェックの観点も一緒に渡すと、目的に合う指摘を引き出しやすくなります。例えば、お知らせ文なら次のように頼めます。

以下のお知らせ文を、初めて読む人の立場で確認してください。
確認するのは、日時・対象者・次に取る行動が読み取れるか、誤解を招く表現がないかです。
良い点の紹介よりも、改善が必要な箇所を優先し、「該当箇所・問題の理由・具体的な修正案」の順で、重要なものを最大3件挙げてください。
問題が見当たらなければ、無理に作らず「該当なし」としてください。
本文にない事実は追加せず、不明な点は「要確認」と示してください。

【確認してほしい文章】
ここに文章を貼り付ける

末尾の「ここに文章を貼り付ける」を、確認したい本文に置き換えて使ってください。提案書なら「相手にとってのメリットが伝わるか」、操作説明なら「初めて使う人が迷わないか」と、観点を変えられます。入力する文章に機密情報や個人情報が含まれる場合は、利用ルールを確認し、必要に応じて伏せましょう。

指摘は、そのまま採用しない

この頼み方でも、AIが的外れな問題を挙げたり、元の文章の意図を変えたりすることはあります。「この修正で読み手が分かりやすくなるか」を見ながら、採用するものを選んでください。日時や条件などの事実確認は、元の資料と照らし合わせる必要があります。

褒めてもらうだけで終わらず、自分では見落としやすい箇所を探す相手として使う。お知らせ文、Webサイトの説明文、提案のたたき台を見直すときに、試してみてください。

参照:OpenAI「ChatGPTのプロンプトエンジニアリングのベストプラクティス」。明確で具体的な指示や、回答を見ながら改善するという考え方を参考にした実用例です。上の文面は公式の定型プロンプトではなく、回答の品質を保証するものでもありません。