作業を頼むサイトだけに。エックスサーバーのサブFTPアカウント

同じサーバーで複数のサイトを管理していると、特定のサイトの更新だけを別の制作者に頼みたい場面があります。そんなときは、エックスサーバーのサブFTPアカウントで、接続できるフォルダを指定する方法があります。HTMLや画像をアップロードする作業にも使えます。
接続先を、依頼するサイトに絞る
ポイントは、アカウントの「接続先ディレクトリ」です。ここで指定したフォルダ以下にFTPのアクセス範囲を限定できます。たとえば、あるドメインのWebページだけを操作してもらうなら、そのドメインの「public_html」を接続先にします。依頼する作業に必要な範囲を先に決めておくと、別サイトのファイルが作業対象に混ざるのを避けやすくなります。
新サーバーパネルでは「FTPアカウント設定」から「FTPアカウントを追加」を開き、アカウント名・パスワード・FTP容量と接続先を設定して「追加する」で登録します。なお、試用期間中はFTPアカウントを追加できません。
接続範囲と接続元の制限は別に確認
フォルダの指定は、ファイルの閲覧・転送範囲を分けるためのものです。指定範囲内のファイルを誤って上書きする可能性は残るので、依頼時には変更するファイルと作業内容も共有しておきましょう。
また、IPアドレスによる「FTP制限設定」を併用している場合は注意が必要です。公式マニュアルでは、接続先を下位のフォルダに指定すると、サーバー全体やドメイン単位の制限が適用されない場合があると案内されています。フォルダの指定だけで接続元の制限も引き継がれるとは考えず、適用範囲を確認します。
渡す前に、作成したアカウントでFTP接続し、見えるフォルダが依頼範囲に合っているかを確認しておくと、作業の引き継ぎがしやすくなります。
参考:エックスサーバー公式マニュアル「FTPアカウントの追加」、公式マニュアル「FTP制限設定」(2026年10月14日確認)

